『きっかけ』。タイで見た貧富の差。
初めての…
いきなりだけど、初めてのブログで、初めての海外経験について書くよ。
自分の中でいつでも見返せるようにね!!
はじまりはじまり…
そう、あれは僕が中学2年生の時。
毎年、中学二年生4名、小学5年生6人の計10人が子ども親善大使として各国に派遣される。
僕はありがたいことにそれに選ばれた。
市内の子どもたちがUNICEFの動画を見て作文を書く。その中で選ばれるのが60人。そしてそこから面接で10人に絞られる。
まあ何が言いたいかって、選ばれたのすごいでしょ?っていうちょっとした自慢。ごめんなさい。
でも、その分大変。
半年にわたって毎週末の勉強会。部活にだって行けやしない。
それはそれで大変だったなあ。
ま、そんなことはおいといて、タイでの出来事を書いていきましょう。
出発進行。
いざタイに旅立った。
はじめての海外だもの。不安でいっぱい。
楽しみよりも不安ばっかり。憂鬱ってやつだね。
でもね、タイについたらそんな思いは飛んで行ったよ。
なんでかって?とにかくすごーい歓迎される。
市の代表だけど、タイからしたら日本の代表。
移動はバスの前後に警察尽くこともあるし、どこかについたら必ずプレゼント用意されてるし、どこに行っても手の込んだ歓迎。
学校交流会に、タイの親善大使との交流会。市長への表敬訪問に、遺跡観光。そして優しい家族のもとへのホームステイ。
初めての景色に、おいしいご飯。優しい笑顔に、素敵な経験。
すべてがキラキラしてた。
あータイって最高。海外って最高!!!!!
タイのいいところばかりが僕の目に映っていた。
でも、そんなある日、、、僕を変えた事件が起こる。
衝撃の光景。
その日は道がすごく混んでた。
バンコクは首都だから、人がいっぱい。渋滞もいっぱい。
バスが動かなくなっちゃった。
友達とずっとふざけたり、話したりしてたんだけど、それにも飽きて、ふと、窓から外の景色を見てみたの。
そしたらどんな景色だったと思う?
日本と同じようなセブンイレブン?活気のあるマーケット?めっちゃ綺麗なホテル?
いや全部違う。
ある子どもの姿だった。
それもただの子どもじゃない。靴も靴下も履いてないやせ細った子どもが、渋滞の車の間を縫うようにして歩いてる。
物を売りながら歩いてたんだ。これを買ってくれ。お金をくれって。。
さらに、道端の方に目を向けたら、そこでは子どもたちが座り込んで物乞いをしてる。
服もまともに着てない。
自分の目を疑った。初めて『貧富の差』ってものを目撃したんだ。
自分よりもずっと小さな子どもが、今日を生きるために必死だった。
頭を鈍器で殴られたような衝撃。。。
生まれた場所が違うだけで、こんなにも生活が変わっちゃうのか。自分がいかに恵まれているかどうかをしった。
そして、この時から僕は『国際協力』に興味を持った。
何ができるかわからない。何もできないかもしれない。
おせっかいかもしれないけど、傍で支えられたらなって思った。
そしてそれが夢となり、目標になった。
これが僕の『原点』。
タイで見た子どもたちの姿。この出会いが僕を変えた『きっかけ』。
ここから僕の挑戦が始まっていく。
カンボジアでボランティアしたり、フィジーに短期留学いったり、日本でボランティアを広めてみたり。クラウドファンディングにも挑戦した。
これらに関してはまた今度書こうかな。
ブログって難しい。ただの自分の備忘録。でもそれも悪くない。言葉にするっていいもんだ。
第一回ブログ。これにて終了。
また今度。